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記事: 【2025年最新】浴室乾燥機の交換費用7〜20万円|後悔しない業者選び5つのポイント

【2025年最新】浴室乾燥機の交換費用7〜20万円|後悔しない業者選び5つのポイント

浴室乾燥機の交換を検討しているけれど、費用がいくらかかるのか、どこに依頼すればいいのか分からずお困りではありませんか?

浴室乾燥機の交換費用は7〜20万円程度が相場で、機種や工事内容によって大きく変わります。

この記事では、交換費用の詳細な内訳から信頼できる依頼先の選び方まで、データに基づいて分かりやすく解説します。

この記事で分かる3つのポイント

浴室乾燥機の交換について、押さえるべき重要なポイントを3つに絞ってお伝えします。

  • 交換費用の相場は7〜20万円で、本体価格と工事費の内訳を理解することで適正価格が判断できること
  • 交換時期の目安は使用開始から10年で、故障前に計画的に交換するメリットが大きいこと
  • 依頼先は5つの選択肢があり、それぞれメリット・デメリットを比較して選ぶべきこと

国土交通省の住宅設備機器の耐用年数に関する調査によれば、浴室乾燥機の平均使用年数は約10年程度とされています。リフォーム業界の実績データや主要メーカーの公式情報に基づき、実用的な情報をお届けします。

交換にかかる費用の総額と内訳

パターン別の交換費用

浴室乾燥機の交換費用は、機種のタイプや工事内容によって大きく異なります。

交換パターン

費用相場

工事期間

特徴

同機種への交換(電気式)

約7〜12万円

2〜3時間

最も安く、工事も簡単

同機種への交換(ガス式)

約10〜20万円

3〜4時間

電気式より高額

換気扇から乾燥機への変更

約12〜25万円

4〜6時間

開口拡大工事が必要

電気式からガス式への変更

約15〜30万円

5〜8時間

配管工事が大規模

壁掛け型から天井型への変更

約15〜30万円

6〜8時間

大規模な工事が必要

※費用は2025年1月時点の相場です。地域や業者により変動します。

同じタイプの機種に交換する場合が最も安く、開口サイズの変更や配管の変更が必要な場合は追加工事費が発生します。リフォーム業界の複数の見積もりサイトのデータを参考にすると、追加工事が発生するケースが見られます。

本体価格の相場

機種タイプ

本体価格相場

搭載機能

適した住宅

電気式100V(基本)

約3〜6万円

換気・暖房・乾燥

マンション・アパート

電気式200V(ハイパワー)

約5〜10万円

換気・暖房・乾燥・涼風

広めの浴室

ガス温水式(標準)

約6〜12万円

換気・暖房・乾燥

戸建て住宅

ガス温水式(高機能)

約10〜15万円

プラズマクラスター・ミストサウナ

高性能を求める方

マックスの電気式は3〜8万円程度、パナソニックやノーリツのガス式は6〜15万円程度が一般的です。プラズマクラスターやミストサウナなどの付加機能があると価格が上がります。

工事費用の内訳

基本工事費に含まれる項目と追加費用が発生する項目を理解しておきましょう。

基本工事費(約2〜5万円)に含まれる内容 

  • 既存機器の取り外しと処分費用
  • 新規機器の取り付け作業
  • 電気配線の接続作業
  • 動作確認とテスト運転
  • 養生と清掃

追加費用が発生する工事

  • 開口サイズの拡大または縮小:約1〜3万円
  • 新規配線工事(分電盤から):約2〜5万円
  • ダクト交換または延長工事:約1〜3万円
  • ブレーカー増設工事:約1〜2万円
  • ガス配管工事:約3〜8万円
  • 100Vから200Vへの電圧変更:約2〜4万円

見積もり時に追加工事の可能性を確認することが重要です。特に築年数が古い住宅や、異なるタイプへの変更を検討している場合は、現地調査を依頼して正確な見積もりを取得しましょう。

交換時期を見極める7つのサイン

浴室乾燥機の寿命は約10年とされていますが、以下のような症状が出たら交換を検討するタイミングです。

症状

原因

緊急度

対応方法

異音がする(キーキー、ガラガラ)

モーターの劣化

早急に交換検討

温風が出ない・弱い

ヒーターの故障

修理または交換

乾燥に時間がかかる

フィルター目詰まりまたは劣化

清掃後も改善しなければ交換

暖房の効きが悪い

熱交換器の劣化

交換推奨

リモコンが反応しない

基板の故障

修理可能性あり

換気能力が低下している

ファンの劣化

交換推奨

使用開始から10年以上経過

経年劣化

低〜中

計画的に交換

製品評価技術基盤機構のデータによれば、使用開始から10年を超えると故障リスクが急増します。完全に故障する前に計画的に交換することで、以下のメリットがあります。

計画的交換のメリット

  • 急な故障による不便さを避けられる
  • 複数業者から見積もりを取って比較検討できる
  • 繁忙期を避けて工事予約ができる
  • 最新の省エネ機種に交換できる
  • キャンペーン時期を狙える可能性がある

経済産業省の省エネルギー基準によれば、最新機種は10年前のモデルと比較して省エネ性能が向上している傾向があるとされています。

どこに頼む?依頼先5つの特徴比較

【画像】ファイル名:pixta_78573151_M alt属性:浴室乾燥機を交換する男性の後ろ姿

交換工事を依頼できる業者は主に5つあり、それぞれ特徴が異なります。

依頼先

費用

対応速度

保証

おすすめの人

メーカー

高い

普通

充実

保証重視・品質優先

リフォーム業者

普通〜高い

普通

充実

浴室全体の改修も検討

家電量販店

普通

速い

普通

ポイント活用したい

ネット専門業者

安い

速い

普通

費用を抑えたい

ガス会社

普通

普通

充実

ガス式を検討

メーカー直接依頼のメリット・デメリット

メーカー(マックス、パナソニック、ノーリツ、リンナイなど)に直接依頼する方法です。

メリット

  • 製品知識が豊富で安心感がある
  • 保証期間が長い場合がある(3〜10年)
  • 純正品による確実な施工
  • 製品に関する相談がしやすい

デメリット

  • 本体価格が定価またはそれに近い
  • 工事は下請け業者が行うことが多い
  • 手数料が上乗せされる傾向
  • 選択肢が自社製品のみに限定

マックスの公式サイトでは、電気式浴室乾燥機の交換工事に対応していますが、価格面では他の選択肢より高めになる傾向があります。ただし、10年保証が無料で付くなど、長期的な安心感を求める方には適しています。

リフォーム業者のメリット・デメリット

地域の工務店や大手リフォーム会社に依頼する方法です。

メリット

  • 浴室全体のリフォームも相談できる
  • 地域密着型なら長期的な関係が築ける
  • 複数メーカーから選べる
  • アフターサービスが充実している
  • トータルコーディネートの提案を受けられる

デメリット

  • 費用が高めになる場合がある
  • 業者によって技術力にばらつきがある
  • 見積もりまでに時間がかかる場合も
  • 小規模工事は断られることもある

リショップナビなどの一括見積もりサービスを利用すれば、複数のリフォーム業者を比較できます。浴室全体のリフォームを検討している場合は、まとめて相談できるメリットがあります。

家電量販店のメリット・デメリット

ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店で購入・工事依頼する方法です。

メリット

  • ポイントが使え・貯まる
  • 実物を見て選べる
  • 店頭で気軽に相談できる
  • 工事業者の手配も店舗が対応
  • 延長保証に加入できる

デメリット

  • 本体価格はあまり安くない
  • 工事は外部業者に委託されることが多い
  • 在庫状況により納期がかかる場合も
  • 専門知識は業者により差がある

家電量販店での購入は、普段から利用している店舗があり、ポイントを活用したい方に適しています。店頭で実物を確認できるのも大きなメリットです。

ネット専門業者のメリット・デメリット

生活堂、交換できるくんなど、ネット販売と工事をセットで提供する専門業者です。

メリット

  • 本体価格が安い(定価の30〜50%OFF)
  • 工事費込みの総額が明確
  • 施工実績が豊富
  • 口コミや評判を確認しやすい
  • 見積もりがスピーディ
  • 24時間受付対応が多い

デメリット

  • 実物を見て選べない
  • 地域によっては対応していない場合も
  • 業者によって品質にばらつきがある
  • アフターサービスの質が不明瞭な場合も

ネット専門業者の公式サイトでは、多くの施工事例や口コミが掲載されています。写真による見積もりに対応している業者が多く、手軽に相談できる点も魅力です。

ガス会社のメリット・デメリット

東京ガス、大阪ガスなどのガス会社に依頼する方法です(ガス式のみ)。

メリット

  • ガス機器の知識が豊富
  • 給湯器とのセット割引がある場合も
  • 定期点検と合わせて相談できる
  • 保証が充実している
  • 長期的な関係が築きやすい

デメリット

  • ガス式のみの対応
  • 電気式への変更は不可
  • 価格は割高な傾向
  • 選択肢がガス式に限定

東京ガスの公式サイトでは、温水式浴室乾燥機の交換工事を10〜15万円程度で提供しています。既にガス式を使用していて、同じタイプに交換したい場合は検討の価値があります。

電気式とガス式、どちらを選ぶべき?

浴室乾燥機には電気式とガス式があり、それぞれ特徴が異なります。

項目

電気式100V

電気式200V

ガス温水式

初期費用

約7〜10万円

約10〜15万円

約12〜20万円

乾燥時間(2kg)

約2〜3時間

約1.5〜2時間

約45分〜1時間

1回あたり電気代・ガス代

約50〜70円

約50〜70円

約30〜50円

暖房能力

普通

高い

非常に高い

設置工事

簡単

専用配線必要

ガス配管必要

適した住宅

マンション

マンション・戸建て

戸建て

メンテナンス

簡単

簡単

やや複雑

※電気代は1kWhあたり30円、ガス代は1㎥あたり180円で計算した概算値です。

電気式がおすすめの人

  • マンションやアパートに住んでいる
  • 初期費用を抑えたい
  • 設置工事を簡単にしたい
  • メンテナンスの手間を減らしたい
  • ガス配管がない、または使いたくない

ガス式がおすすめの人

  • 戸建て住宅に住んでいる
  • 乾燥時間を短縮したい
  • 暖房能力を重視する
  • ランニングコストを抑えたい
  • 既にガス式を使用している

パナソニックの製品データによれば、ガス式は電気式と比較して乾燥時間が短縮できるとされています。ただし、初期費用は電気式より3〜8万円程度高くなります。

【別の選択肢】独立型の衣類乾燥機という方法も

浴室乾燥機の交換を検討している理由が「洗濯物を室内で乾かしたい」という場合、独立型の衣類乾燥機も選択肢の一つとして検討する価値があります。

独立型衣類乾燥機のメリット

  • 初期費用が安い(約3〜8万円で導入可能)
  • 浴室を占有しないため、入浴と洗濯乾燥を同時に行える
  • 乾燥時間が短い(約90〜150分で完了)
  • 設置工事が簡単で、賃貸住宅でも導入しやすい
  • 浴室乾燥機が故障しても洗濯物の乾燥に困らない

特に以下のような方には独立型衣類乾燥機が適しています

  • 洗濯の頻度が高く、浴室を洗濯物で占有したくない
  • 浴室と別の場所で洗濯物を乾かしたい
  • 浴室乾燥機の交換費用(7〜20万円)を抑えたい
  • 賃貸住宅で大規模な工事ができない

総務省の家計調査によれば、衣類乾燥機の普及は進んでおり、用途に応じて使い分ける世帯も見られます。

浴室乾燥機は暖房機能も兼ねているため、冬場のヒートショック対策として重要です。一方、洗濯物の乾燥だけが目的であれば、独立型衣類乾燥機の方がコストパフォーマンスに優れている場合があります。

独立型の衣類乾燥機について詳しく知りたい方は、yoquna.comで最新の電気式衣類乾燥機をチェック

後悔しない浴室乾燥機の選び方5ステップ

【画像】ファイル名:pixta_84643443_M alt属性:浴室乾燥機のバスルーム全体写真

ステップ1:現在の設置タイプを確認する

まず、現在設置されている機器のタイプを確認しましょう。

天井埋め込み型:天井に穴が開いていて、本体が天井裏に収まっているタイプ。マンションや新築住宅に多い。見た目がスッキリしている。

  • 壁掛け型:壁に取り付けられているタイプ。戸建ての在来工法浴室に多い。後付けしやすい。
  • 換気扇のみ:乾燥機能がなく、換気のみのタイプ。乾燥機への変更には開口拡大工事が必要。

同じタイプの機種に交換するのが最も費用を抑えられます。タイプを変更する場合は、大規模な工事が必要になり、費用が10万円以上高くなることがあります。

ステップ2:開口サイズを測定する

天井埋め込み型の場合、開口サイズ(天井の穴の大きさ)を確認することが重要です。

一般的な開口サイズ

  • 標準サイズ:約300mm × 300mm
  • 大型サイズ:約350mm × 350mm、400mm × 400mm

開口サイズが異なる機種に交換する場合、天井の加工が必要になり、追加費用が1〜3万円程度かかります。同じメーカーの後継機種を選ぶことで、開口サイズの変更を避けられる場合が多いです。

開口サイズは、本体のカバーを外して内側から測定するか、機器の型番から確認できます。メーカーの公式サイトで型番を入力すると、対応する後継機種を調べられます。

ステップ3:電圧とブレーカーを確認する

電気式の場合、100Vと200Vの2種類があります。

100Vタイプ

  • 標準的な家庭用コンセントで使用可能
  • 工事が簡単で費用が安い
  • 本体価格が安い
  • 乾燥時間がやや長い

200Vタイプ

  • 高出力でパワフル
  • 乾燥時間が約30〜40%短縮
  • 専用配線が必要
  • 本体価格がやや高い
  • 工事費が2〜4万円程度高くなる

100Vから200Vに変更する場合、分電盤からの専用配線工事が必要になります。分電盤に空きスペースがあるかも事前に確認しましょう。

ステップ4:換気する部屋数を確認する

浴室乾燥機は、浴室だけでなく、トイレや洗面所の換気も兼ねている場合があります。

  • 1室換気:浴室のみを換気するタイプ。最も一般的。
  • 2室換気:浴室+トイレまたは洗面所を換気するタイプ。マンションに多い。
  • 3室換気:浴室+トイレ+洗面所を換気するタイプ。一部のマンションや戸建てに採用。

現在の換気室数と同じ対応の機種を選ぶ必要があります。換気室数が異なる機種には交換できないため、必ず確認してください。リモコンや本体に「2室換気」などの表示がある場合があります。

ステップ5:必要な機能を決める

基本機能に加えて、以下のような付加機能があります。

  • 涼風機能:夏場にヒンヤリとした風を送る機能。追加費用は約1〜2万円。入浴前の浴室を快適にできる。
  • プラズマクラスター:空気中の細菌や花粉を除去する機能。追加費用は約2〜3万円。マックスやシャープが対応。アレルギー対策に有効。
  • ミストサウナ:自宅で手軽にサウナを楽しめる機能。追加費用は約3〜5万円。美容や健康志向の方に人気。
  • 24時間換気対応:常時換気が可能な機能。マンションで義務付けられている場合がある。追加費用はほぼなし。

必要な機能と予算のバランスを考えて選びましょう。高機能モデルほど本体価格が上がりますが、毎日使うものなので、優先したい機能は妥協しない方が満足度が高くなります。

工事当日の流れと準備すべきこと

浴室乾燥機の交換工事は以下の流れで進みます。

工事前の準備(1〜2週間前)

  1. 業者に見積もり依頼(写真送付または現地調査)
  2. 見積もり内容の確認と契約
  3. 工事日程の調整
  4. 必要に応じて管理組合への届出(マンションの場合)

当日の工事手順(2〜4時間)

  1. 養生作業(約15分):浴室や廊下を汚さないよう保護
  2. 既存機器の取り外し(約30〜60分):電源を切断し、本体を撤去
  3. 新規機器の取り付け(約60〜90分):新しい機器を設置・固定
  4. 電気配線の接続(約30分):安全確認しながら配線
  5. ダクトの接続(約15〜30分):換気ダクトを接続
  6. 動作確認とテスト運転(約15分):全機能の動作確認
  7. 清掃と片付け(約15分):廃材の処理と清掃

工事後の確認

  • 動作確認(換気・暖房・乾燥の各機能)
  • リモコンの操作方法の説明
  • 取扱説明書と保証書の受け取り
  • アフターサービスの説明
  • 次回メンテナンスの時期の確認

棟梁ドットコムの施工実績によれば、標準的な交換工事の所要時間は2〜4時間程度とされています。開口拡大や配線工事などの追加作業がある場合は、4〜8時間かかることもあります。

工事中は浴室を使用できないため、入浴のタイミングを調整してください。朝から工事を開始すれば、夕方には使用可能になることが多いです。

マンションで交換する際の注意点

マンションで浴室乾燥機を交換する場合、戸建てとは異なる注意点があります。

管理組合への届出が必要 多くのマンションでは、工事前に管理組合への届出が必要です。届出から承認まで1〜2週間かかる場合があるため、余裕を持って手続きしましょう。必要書類は管理会社に確認してください。

共用部分の確認 浴室乾燥機本体は専有部分ですが、配管やダクトが共用部分を通っている場合があります。管理規約を確認し、工事範囲が専有部分内に収まるかを確認してください。共用部分に影響する工事は理事会の承認が必要です。

騒音や振動への配慮 工事中は騒音や振動が発生します。近隣住民への事前挨拶や、工事時間帯の配慮が必要です。多くのマンションでは、工事可能時間が9時〜17時などに制限されています。

機種の制約 マンションの構造上、設置できる機種に制限がある場合があります。天井裏のスペースや配線経路を事前に確認しましょう。特に古いマンションでは、開口サイズや電気容量の制約があることがあります。

国土交通省のマンション管理ガイドラインでも、専有部分の工事であっても管理組合への事前報告を推奨しています。トラブルを避けるため、必ず管理規約を確認してから工事を進めてください。

よくある質問10選

Q1:浴室乾燥機の交換は自分でできますか

浴室乾燥機の交換は電気工事を伴うため、電気工事士の資格が必要です。自分で行うことは法律で禁止されており、必ず有資格者に依頼してください。資格のない人が工事を行うと、火災や感電の危険があるだけでなく、法律違反となります。

Q2:交換工事の見積もりは無料ですか

多くの業者が無料見積もりに対応しています。ただし、現地調査が必要な場合、一部の業者では出張費がかかることがあります。事前に確認しましょう。写真による見積もりに対応している業者も増えています。

Q3:交換工事にはどのくらい時間がかかりますか

標準的な交換工事で2〜4時間程度です。開口拡大や配線工事などの追加作業がある場合は、4〜8時間かかることもあります。工事当日は在宅が必要で、立ち会いを求められることが一般的です。

Q4:古い浴室乾燥機の処分費用は含まれていますか

多くの業者では、基本工事費に処分費用が含まれています。見積もり時に確認してください。処分費用は一般的に3,000〜5,000円程度です。

Q5:保証期間はどのくらいですか

メーカー保証は通常1〜3年です。マックスは10年保証を無料で提供しています。業者独自の施工保証がある場合もあるので確認しましょう。延長保証を有料で提供している業者もあります。

Q6:電気式からガス式に変更できますか

可能ですが、ガス配管工事が必要になり、費用が15〜30万円程度かかります。また、マンションでは管理規約により制限がある場合があります。ガス式への変更は大規模な工事になるため、慎重に検討してください。

Q7:補助金や助成金は利用できますか

一部の自治体では、省エネリフォームの補助金制度があります。お住まいの自治体のホームページで確認するか、業者に相談してみましょう。条件を満たせば、工事費の一部が補助される場合があります。

Q8:工事中は浴室を使えませんか

工事中は浴室を使用できません。工事時間を考慮して、入浴のタイミングを調整してください。朝から工事を開始すれば、夕方には使用可能になることが多いです。シャワーだけでも使えない期間があることを理解しておきましょう。

Q9:賃貸住宅でも交換できますか

賃貸住宅の場合、大家さんや管理会社の許可が必要です。勝手に交換すると原状回復費用を請求される可能性があります。まずは管理会社に相談し、誰が費用を負担するかも明確にしておきましょう。

Q10:冬場と夏場、どちらが工事に適していますか

浴室の工事なので、季節による制約は少ないです。ただし、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は予約が取りにくく、費用も高くなる傾向があります。閑散期を狙うと、割引キャンペーンを実施している業者もあります。

【チェックリスト】交換前に確認すべき5項目

浴室乾燥機の交換をスムーズに進めるための確認項目です。

  • ✅現在の機種の型番を確認したか(本体またはリモコンに記載)
  • ✅開口サイズを測定したか(天井埋め込み型の場合)
  • ✅換気している部屋数を確認したか(浴室のみか、トイレ・洗面所も含むか)
  • ✅予算と必要な機能を整理したか
  • ✅複数の業者から見積もりを取ったか(最低3社以上推奨)

これらを確認してから業者に相談することで、スムーズに交換工事を進められます。マンションにお住まいの場合は、管理規約の確認と管理組合への届出も忘れずに行いましょう。

特に型番と開口サイズの情報があると、見積もりがスピーディになります。スマートフォンで写真を撮影しておくと、業者への相談時に役立ちます。

なお、「洗濯物を乾かすこと」が主な目的で、浴室乾燥機の交換費用(7〜20万円)が負担に感じる場合は、独立型の衣類乾燥機も検討する価値があります。Yoqunaでは3kg・6kgの電気式衣類乾燥機を取り扱っており、初期費用を大幅に抑えられます。

→ yoquna.comで電気式衣類乾燥機を見る

参考文献・出典

  • 国土交通省 住宅設備機器の耐用年数に関する調査
  • リショップナビ リフォーム費用相場調査
  • 東京ガス 浴室乾燥機交換サービス公式情報
  • 生活堂 浴室乾燥機交換実績データ
  • 棟梁ドットコム 浴室暖房乾燥機施工事例
  • マックス株式会社 製品情報・施工ガイド
  • パナソニック株式会社 浴室暖房乾燥機製品情報
  • ノーリツ 温水式浴室乾燥機製品仕様
  • リンナイ株式会社 浴室暖房乾燥機製品情報
  • TOTO株式会社 浴室換気暖房乾燥機製品情報
  • 経済産業省 省エネルギー基準
  • 製品評価技術基盤機構 住宅設備機器の事故情報
  • ガスペック 浴室乾燥機交換実績データ
  • ミズテック 浴室設備工事事例集
  • 国土交通省 マンション管理ガイドライン
  • 総務省統計局 家計調査