消臭効果確認試験 報告書
1. 試験表題
消臭効果確認試験
2. 試験番号
257332N-4
3.試験目的
衣類等を試験検体で処理した際の消臭効果を確認するため。
4. 参考ガイドライン等
なし、試験依頼者と相談して決定した方法を用いた。
5. 試験依頼者
名 称 :ポスティッチ 株式会社
所 在 地 :大阪府東大阪市宝持二丁目1番9号宝持ホワイトハイツ3-S
6.試験実施機関
名 称 :株式会社 食環境衛生研究所
所 在 地 :群馬県前橋市荒口町561-21
代 表 者 :代表取締役 成瀬 智亮
7. 試験責任者(担当者)の氏名及びその所属
氏 名 :紅玉(オリギル)
所 属 :株式会社食環境衛生研究所 受託試験部
8. 試験実施期間
2026年3月17日〜2026年3月18日
9. 試験検体
試 験 品 1 : Yoquna 衣類乾燥機 3 kg
試 験 品 2 : Yoquna 衣類乾燥機 6 kg
10. 供試臭気及び検知管
1) アンモニア ガステック検知管 No.3L、No.3La
2) 酢酸 ガステック検知管 No.81
3) イソ吉草酸 ガステック検知管 No.81
11. 試験設定
| 区 | 試験検体 |
臭気ガス濃度測定
|
反復数(回) | |
|---|---|---|---|---|
| 試験開始時 | 試験終了時 | |||
| 試験区 1 | 試験品 1 | 〇 | 〇 | 2 |
| 試験区 2 | 試験品 2 | 〇 | 2 | |
12. 試験方法
試験設計に従い、下記の試験を 2 回実施した。
1) 供試臭気を蒸留水で適切に希釈し、臭気液とした。
2) 各試験検体の容量に合わせてバスタオルを用意し、水道水で濡らし、洗濯機にて 12 分間脱水し、乾燥片とした。
3) 5 × 5 cm の生地を各供試臭気液と各区毎に 3 枚及び初期濃度測定用として各臭気液に 3 枚を用意した。
4) 各生地に 0.2 mL の臭気液を滴下し、試験片とした。
5) 初期濃度測定用 3 枚の試験片を臭気毎に 1 個の 10 L の臭気袋に入れ、アンモニア及び酢酸は 5 分間静置、イソ吉草酸は 15 分間静置後に臭気袋内の臭気ガス濃度は検知管を用いて測定した。
6) 各区の試験片 3 枚を各区の乾燥片の任意の 1 枚のバスタオルの適切な位置に縫い付けた。なお、臭気毎に異なるバスタオルに縫い付けた。
7) 各区の乾燥片をそれぞれの試験検体に入れ、所定コース(UV ランプ ON、60℃、2 時間)で試験検体を稼働させ、試験開始とした。
8) 試験終了後に各臭気及び各区毎に 3 枚の試験片を回収し、5)と同様な方法で臭気ガス濃度を測定した。
9) 下記の式により臭気減少率を算出した。
13. 試験結果
試験結果を表 2 に示した。
【試験区 1(3 kg)】
アンモニア臭気について、2 反復試験の臭気ガス濃度は試験開始時にそれぞれ 900 ppm 及び 1000 ppm であり、試験終了時にいずれも 0.2 ppm 以下であった。試験検体である Yoquna 衣類乾燥機 3 kg のアンモニア臭気に対する臭気減少率は 2 反復試験でいずれも 99.9%以上であり、平均値は 99.9%以上であった。
酢酸臭気について、2 反復試験の臭気ガス濃度は試験開始時にそれぞれ 100 ppm 及び 90 ppm であり、試験終了時にいずれも 2.0 ppm であった。試験検体である Yoquna 衣類乾燥機 3 kg の酢酸臭気に対する臭気減少率は 2 反復試験でそれぞれ 99.8%及び 97.8%あり、平均値は 97.9%であった。
イソ吉草酸臭気について、2 反復試験の臭気ガス濃度は試験開始時にいずれも 40 ppm であり、試験終了時にいずれも 0.5 ppm 以下であった。試験検体である Yoquna 衣類乾燥機 3 kg のイソ吉草酸臭気に対する臭気減少率は 2 反復試験でいずれも 98.7%以上であり、平均値は 98.7%以上であった。
【試験区 2(6 kg)】
アンモニア臭気及びイソ吉草酸については試験区 1(3 kg)と同じ結果であった。
酢酸臭気について、2 反復試験の臭気ガス濃度は試験開始時にそれぞれ 100 ppm 及び 90 ppm であり、試験終了時にいずれも 0.2 ppm 以下であった。試験検体である Yoquna 衣類乾燥機 6 kg の酢酸臭気に対する臭気減少率は 2 反復試験でそれぞれ 99.8%及び 99.7%あり、平均値は 99.75%であった。
| 区 | 臭気 | 反復 |
臭気ガス濃度(ppm)
|
臭気減少率*(%)
|
||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 試験開始時 | 試験終了時 | 各試験 | 平均 | |||
| 試験区 1 (3 kg) |
アンモニア | 1回目 | 900 | < 0.2 | > 99.9 | > 99.9 |
| 2回目 | 1000 | < 0.2 | > 99.9 | |||
| 酢酸 | 1回目 | 100 | 2.0 | 98.0 | 97.9 | |
| 2回目 | 90 | 2.0 | 97.8 | |||
| イソ吉草酸 | 1回目 | 40 | < 0.5 | > 98.7 | > 98.7 | |
| 2回目 | 40 | < 0.5 | > 98.7 | |||
| 試験区 2 (6 kg) |
アンモニア | 1回目 | 900 | < 0.2 | > 99.9 | > 99.9 |
| 2回目 | 1000 | < 0.2 | > 99.9 | |||
| 酢酸 | 1回目 | 100 | < 0.2 | > 99.8 | > 99.7 | |
| 2回目 | 90 | < 0.2 | > 99.7 | |||
| イソ吉草酸 | 1回目 | 40 | < 0.5 | > 98.7 | > 98.7 | |
| 2回目 | 40 | < 0.5 | > 98.7 | |||


