靴乾燥機おすすめ5選|2時間で乾く選び方と使い方|臭い対策にも効果的

「雨で濡れた靴が翌朝までに乾かない」「子どもの上履きを毎週洗うけど乾燥に時間がかかる」とお困りではありませんか?
靴乾燥機があれば、濡れた靴を2〜4時間で乾かせます。
この記事では、靴乾燥機の選び方、タイプ別のおすすめ商品、効果的な使い方、臭い対策の効果まで、実際の利用者の声をもとに分かりやすく解説します。
この記事で分かる3つのポイント
靴乾燥機について、重要なポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 靴乾燥機には温風式・オゾン式・UV式の3タイプがあり、用途で選ぶこと
- 一般的な乾燥時間は2〜4時間で、価格は2,000〜8,000円程度であること
- 臭い対策や除菌効果を求めるなら、オゾン式やUV式が効果的であること
主要メーカーの製品データと実際の購入者レビューに基づき、実用的な情報をお届けします。
靴乾燥機とは|2時間で乾く仕組み
靴乾燥機は、濡れた靴や湿った靴を短時間で乾かす家電です。
靴乾燥機の基本的な仕組み
- 温風を靴の中に送り込む
- 靴の内部の湿気を外に出す
- 2〜4時間で乾燥完了
靴を自然乾燥させると12〜24時間かかりますが、靴乾燥機を使えば大幅に早く乾きます。
こんな時に使える
- 雨で濡れた靴を翌朝までに乾かしたい
- 洗った上履きやスニーカーを早く乾かしたい
- 部活やスポーツで汗をかいた靴の臭い対策
- 梅雨時期の靴の湿気対策 冬場のブーツの乾燥
靴乾燥機のメリット
- 乾燥時間が大幅に短縮
- 雑菌が増えるのを防いで臭いを抑える
- 靴が長持ちする
- 複数足を同時に乾燥できる
- 電気代が安い(1回約2〜10円)
靴乾燥機と他の乾燥方法の比較
靴を乾かす方法はいくつかありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
|
方法 |
乾燥時間 |
費用 |
メリット |
デメリット |
|
自然乾燥 |
12〜24時間 |
無料 |
お金がかからない |
時間がかかる、臭いが残る |
|
新聞紙を詰める |
8〜12時間 |
無料 |
お金がかからない |
時間がかかる |
|
ドライヤー |
30〜60分 |
約20〜30円 |
早い |
電気代が高い、手間がかかる |
|
靴乾燥機 |
2〜4時間 |
約2〜10円 |
バランスが良い |
初期費用がかかる |
どの方法がおすすめ?
- 時間に余裕がある → 自然乾燥+新聞紙
- 翌朝までに急いで乾かしたい → 靴乾燥機
- たまにしか使わない → ドライヤー
靴乾燥機は、時間と費用のバランスが一番良い方法です。
靴乾燥機の選び方|温風式・オゾン式・UV式の違い
靴乾燥機には主に3つのタイプがあります。
タイプ1:温風式
- 仕組み
- 温風を送り込んで乾燥
- 一番シンプルで安価
- メリット
- 価格が安い(2,000〜5,000円)
- 乾燥時間が短い(2〜4時間)
- 消費電力が少ない
- デメリット
- 臭い対策の効果は限定的
- 音がやや大きい
- こんな人におすすめ
- とにかく早く乾かしたい
- コスパ重視
- 臭いはそれほど気にならない
タイプ2:オゾン式
- 仕組み
- 温風+オゾンで除菌・脱臭
- オゾンが臭いの原因菌を分解
- メリット
- 臭い対策に効果的
- 除菌効果がある
- カビが生えにくい
- デメリット
- 価格がやや高い(3,000〜8,000円)
- オゾン特有の匂いが気になる場合がある
- こんな人におすすめ
- 靴の臭いが気になる
- 部活やスポーツで汗をかく
- 除菌効果を求める
タイプ3:UV式
- 仕組み
- 紫外線で除菌・脱臭
- UV-Cライトで菌を除去
- メリット
- 除菌効果が高い
- 臭い対策に効果的
- 静音性が高い
- デメリット
- 価格が高い(5,000〜10,000円)
- 乾燥時間がやや長い
- こんな人におすすめ
- 衛生面を重視
- 小さな子どもがいる
- 靴の臭いが強い
タイプ別比較表
|
タイプ |
価格帯 |
乾燥時間 |
臭い対策 |
おすすめ度 |
|
温風式 |
2,000〜5,000円 |
2〜4時間 |
△ |
★★★★☆ |
|
オゾン式 |
3,000〜8,000円 |
2〜4時間 |
◎ |
★★★★★ |
|
UV式 |
5,000〜10,000円 |
3〜5時間 |
◎ |
★★★★☆ |
選ぶ時の5つのポイント
購入前に確認すべきポイントを5つ紹介します。
ポイント1:同時に乾燥できる足数
- 一人暮らし:1〜2足対応で十分
- 家族3〜4人:2〜4足対応がおすすめ
- 家族5人以上:4足対応が便利
家族が多い場合は、複数足を同時に乾燥できるモデルを選びましょう。
ポイント2:どんな靴に使えるか
- 子ども靴(15〜20cm)にも対応しているか
- 大人の靴(24〜28cm)に対応しているか
- ブーツやハイカットにも使えるか
- 長靴に対応しているか
ブーツや長靴を乾燥させたい場合は、ノズルが長いタイプを選びましょう。
ポイント3:タイマー機能の有無
- タイマー機能があると便利
- 30分〜8時間程度の設定ができるものが多い
- 就寝前にセットして朝までに乾燥完了
タイマーがないと、つけっぱなしで電気代が無駄になることがあります。
ポイント4:静音性
- 寝室で使う場合は静音性を確認
- 30〜40dB程度が静か(図書館レベル)
- 50dB以上はやや音が気になる
口コミで「音が大きい」という評価がないか確認しましょう。
ポイント5:消費電力と電気代
- 消費電力:100〜300W程度が一般的
- 電気代:1回2〜10円程度
- 1回の乾燥にかかる電気代
- 100W×4時間 = 0.4kWh × 30円 = 約12円
- 200W×3時間 = 0.6kWh × 30円 = 約18円
電気代は気にするほど高くありません。
靴乾燥機おすすめ5選|タイプ別の人気モデル
タイプ別におすすめの靴乾燥機を紹介します。
1. アイリスオーヤマ カラリエ SD-C2【温風式・人気No.1】

- 価格:約3,500円
- 同時乾燥:2足
- 乾燥時間:3〜4時間
- 特徴:コンパクト、軽量、静音
- おすすめ度:★★★★★
一番人気のモデル。コスパが良く、初めて買う人におすすめです。タイマー機能付きで、夜セットして朝には乾いています。
こんな人におすすめ
- 初めて靴乾燥機を買う
- コスパ重視
- 一人暮らし〜3人家族
2. ツインバード SD-4643【温風式・低価格】

- 価格:約2,800円
- 同時乾燥:2足
- 乾燥時間:3〜5時間
- 特徴:価格が安い、シンプル
- おすすめ度:★★★★☆
とにかく安く買いたい人向け。機能はシンプルですが十分使えます。たまにしか使わない人や、試しに買ってみたい人におすすめ。
こんな人におすすめ
- とにかく安く買いたい
- シンプルな機能で十分
- たまにしか使わない
3. アイリスオーヤマ SD-C1-W【オゾン式・人気】

- 価格:約4,500円
- 同時乾燥:2足
- 乾燥時間:2〜3時間
- 特徴:オゾン除菌、脱臭効果
- おすすめ度:★★★★★
オゾンで臭い対策もできるモデル。部活やスポーツをする人、靴の臭いが気になる人におすすめ。温風式より少し高いですが、効果は抜群です。
こんな人におすすめ
- 靴の臭いが気になる
- 部活やスポーツで汗をかく
- 除菌効果を求める
靴乾燥機は臭い対策に効果的?
靴の臭いに悩んでいる人は多いですが、靴乾燥機は効果があるのでしょうか。
臭いの原因
靴が臭う一番の原因は雑菌です。
- 汗や湿気で靴の中が湿る
- 雑菌が繁殖する
- 雑菌が臭いの元になる物質を出す
- 靴が臭くなる
つまり、湿気を取り除けば雑菌の繁殖を抑えられます。
タイプ別の臭い対策効果
- 温風式 効果:中程度
- 湿気を取るだけでも臭いは減る
- ただし、既に繁殖した雑菌は残る
- 予防効果が中心
- オゾン式
- 効果:高
- オゾンが雑菌を分解
- 臭いの元から対策できる
- 既に臭い靴にも効果的
- UV式 効果:高
- 紫外線で雑菌を除菌
- 臭いの元から対策できる
- 衛生面でも安心
どのタイプを選ぶべき?
- まだ臭くない靴の予防 → 温風式で十分
- 既に臭いが気になる → オゾン式またはUV式
- 部活やスポーツで毎日使う → オゾン式またはUV式
温風式でも湿気を取ることで、ある程度の臭い予防効果はあります。ただし、強い臭いにはオゾン式やUV式の方が効果的です。
こんな人にはこのタイプ|シーン別の選び方

具体的なシーン別に、おすすめのタイプを紹介します。
子どもの上履きを毎週洗う
- おすすめ:温風式(2,000〜3,000円)
- 理由:週1回なのでシンプルな機能で十分
- 選び方:子どもサイズに対応しているか確認
上履きは週末に洗って、土日で乾かせばOK。高機能なモデルは不要です。
部活の靴が臭い
- おすすめ:オゾン式(4,000〜5,000円)
- 理由:毎日使うため臭い対策が必須
- 選び方:2足対応で、タイマー付き
部活用の靴は汗をたくさんかくため、オゾン除菌があると臭いが気になりません。
革靴を傷めずに乾かしたい
- おすすめ:温風式の低温モデル
- 理由:革は高温に弱い
- 選び方:温度調節ができるモデル
革靴は低温でじっくり乾かすことが大切です。乾燥後は靴クリームを塗って保湿しましょう。
家族4人以上
- おすすめ:4足対応モデル(4,000〜5,000円)
- 理由:まとめて乾燥できて効率的
- 選び方:オゾン機能付きだとさらに便利
家族が多いと、2足モデルでは何回も使う必要があります。4足対応なら一度で済みます。
梅雨時期の湿気対策
- おすすめ:オゾン式またはUV式
- 理由:湿気が多い時期はカビが生えやすい
- 選び方:除菌機能付き
梅雨は靴の中にカビが生えやすい時期です。除菌機能があると安心です。
靴乾燥機の使い方|2時間で乾かすコツ
靴乾燥機を効率よく使うコツを紹介します。
基本的な使い方
ステップ1:
- 靴の水分を拭き取る
- タオルで表面の水分を拭く
- 中敷きを外して別に乾かす
- 靴紐を緩める
ステップ2:
- 乾燥機をセット
- ノズルを靴の中に入れる
- 奥までしっかり入れる
- タイマーを3〜4時間に設定
ステップ3:
- 乾燥スタート
- スイッチを入れる
- 途中で確認する必要はない
- タイマーが切れたら取り出す
ステップ4:
- 乾燥後の確認
- 靴の中を触って確認
- つま先まで乾いているか
- 湿っていたら追加で1時間
乾燥時間を短くするコツ
コツ1:
- 新聞紙を詰める
- 靴の中に新聞紙を詰める
- 30分後に新聞紙を取り出す
- その後、靴乾燥機を使う
- 効果:乾燥時間が短くなる
コツ2:
- 中敷きを外す
- 中敷きを外して別に干す
- 靴本体だけ乾燥機にかける
- 効果:乾燥時間が短くなる
コツ3:
- 風通しの良い場所で使う
- 窓の近くで使う
- 換気扇の近くで使う
- 効果:湿気がこもらず早く乾く
やってはいけないこと
NG1:
- びしょびしょのまま入れる
- 表面の水分を拭き取ってから使う
- そのまま入れると時間がかかる
NG2:
- ノズルを奥まで入れない
- つま先まで入れないと乾かない
- しっかり奥まで差し込む
NG3:
- 革靴に高温で使う
- 革靴は低温設定または自然乾燥
- 高温で革が傷む可能性がある
靴別の乾燥時間|スニーカー・革靴・ブーツ

靴の種類によって、乾燥時間と注意点が異なります。
|
靴の種類 |
乾燥時間 |
注意点 |
コツ |
|
スニーカー(布製) |
2〜3時間 |
特になし |
中敷きを外すと早い |
|
上履き |
2〜3時間 |
特になし |
洗った直後は水分を拭く |
|
革靴 |
3〜4時間 |
低温設定で使う |
乾燥後に靴クリームを塗る |
|
ブーツ |
4〜6時間 |
ノズルが長いタイプを使う |
新聞紙を併用すると早い |
|
長靴 |
3〜5時間 |
ゴムは高温に注意 |
逆さにして水を出してから |
|
サンダル |
1〜2時間 |
高温で変形する可能性 |
低温設定または自然乾燥 |
革靴を乾かす時の注意
革靴は高温に弱いため、以下の点に注意してください。
- 低温設定で使う
- 乾燥時間を長めに設定(4〜5時間)
- 乾燥後は靴クリームで保湿
- 型崩れ防止に新聞紙を詰める
革が硬くなったり、ひび割れたりするのを防げます。
靴乾燥機に関するよくある質問10選
Q1:靴乾燥機の乾燥時間はどれくらいですか
一般的なスニーカーで2〜4時間が目安です。靴の素材や濡れ具合によって変わります。完全に濡れた靴なら4〜6時間、少し湿っている程度なら2〜3時間で乾きます。
Q2:靴乾燥機の電気代はいくらですか
1回あたり約2〜10円程度です。消費電力100〜200Wの機種で3〜4時間使用した場合、電気代は約10円以下です。毎日使っても月300円程度なので、気にするほど高くありません。
Q3:靴乾燥機で臭いは取れますか
温風式だけでは臭いを完全に取ることは難しいです。臭い対策を重視するなら、オゾン式やUV式を選びましょう。これらはオゾンや紫外線で臭いの原因菌を分解・除菌するため、効果的です。
Q4:革靴に靴乾燥機は使えますか
使えますが、低温設定で使ってください。高温だと革が硬くなったり、傷んだりする可能性があります。乾燥後は靴クリームを塗って保湿することをおすすめします。
Q5:ブーツも乾燥できますか
できます。ただし、ノズルが長いタイプの靴乾燥機を選んでください。短いノズルだとつま先まで届かず、十分に乾燥できません。ロングブーツの場合は4〜6時間かかります。
Q6:靴乾燥機はうるさいですか
製品によって異なります。静音タイプなら30〜40dB程度で、図書館と同じくらいの音です。安価なモデルは50dB以上で、少し音が気になる場合があります。口コミで音について確認しましょう。
Q7:子どもの上履きにも使えますか
はい、使えます。子ども用の小さい靴にも対応している製品がほとんどです。週末に洗って靴乾燥機で乾かせば、月曜日の朝には完全に乾いています。
Q8:靴乾燥機で靴は傷みませんか
適切に使えば傷みません。むしろ、湿気が残らないためカビや雑菌が増えるのを防ぎ、靴が長持ちします。ただし、革靴やデリケートな素材は低温設定を使ってください。
Q9:洗濯機で洗った靴も乾燥できますか
できます。洗濯後の靴は水分が多いため、まずタオルで表面の水分を拭き取ってください。その後、靴乾燥機で3〜4時間乾燥させれば完全に乾きます。
Q10:1台で何足同時に乾燥できますか
製品によって異なりますが、2〜4足が一般的です。一人暮らしなら2足対応で十分ですが、家族が多い場合は4足対応のモデルを選ぶと便利です。
まとめ
靴乾燥機は、濡れた靴を2〜4時間で乾かせる便利な家電です。自然乾燥なら12〜24時間かかるところを、大幅に短縮できます。
靴乾燥機には温風式・オゾン式・UV式の3タイプがあり、用途で選ぶことが重要です。とにかく早く乾かしたいなら温風式、臭い対策も重視するならオゾン式やUV式がおすすめです。
価格は2,000〜8,000円程度で、電気代は1回約2〜10円と安いため、毎日使っても経済的です。湿気でカビが生えたり傷むのを防げるため、靴も長持ちします。
購入時は、同時に乾燥できる足数、どんな靴に使えるか、タイマー機能の有無、静音性などを確認しましょう。家族構成やライフスタイルに合わせて選ぶことで、快適に使えます。
雨の日や梅雨時期、部活やスポーツで汗をかく靴の乾燥に、靴乾燥機は大活躍します。
参考文献・出典
- アイリスオーヤマ株式会社
- シューズ乾燥機製品情報
- ツインバード工業株式会社 製品カタログ
- 消費者庁 家電製品の安全な使用に関する情報








