一人暮らしの浴室乾燥機、電気代は月いくら?使い方次第で最大半額にする7つのコツ

一人暮らしで浴室乾燥機の電気代が気になっていませんか?
浴室乾燥機を週3回使うと月に約720円、毎日使うと約1,800円程度かかります。
ただし、タイマーの使い方や干し方を工夫すれば、電気代を約40〜50%抑えることも可能です。
この記事では、一人暮らしの浴室乾燥機にかかる電気代の詳細と、今日から実践できる節約方法を分かりやすく解説します。
この記事で分かる3つのポイント
一人暮らしの浴室乾燥機の電気代について、重要なポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 浴室乾燥機の電気代は1回約50〜70円で、使う頻度によって月の電気代が300円〜2,100円と大きく変わること
- 電気式とガス式でランニングコストが違い、使い方次第で電気代を約30〜50%抑えられること
- タイマーや脱水時間の調整など、今日からできる節約テクニックがあること
経済産業省の省エネルギー基準によれば、浴室乾燥機の消費電力は機種によって差があり、使い方の工夫で電気代を抑えられるとされています。主要メーカーの公式情報と電力会社のデータに基づき、実用的な情報をお届けします。
浴室乾燥機の電気代は1回いくら?
まず、浴室乾燥機を1回使った場合の電気代を確認しましょう。
浴室乾燥機には大きく分けて3つのタイプがあります。
電気式100V(標準タイプ)は、消費電力が約1,200〜1,400Wで、1回の電気代が約50〜70円です。乾燥時間は約2〜3時間で、主にマンションに設置されています。
電気式200V(ハイパワータイプ)は、消費電力が約2,000〜2,800Wで、1回の電気代が約70〜100円です。乾燥時間は約1.5〜2時間で、マンションや戸建てに設置されています。
ガス温水式は、消費電力が約100〜200W(ファンのみ)で、1回の電気代とガス代を合わせて約30〜50円です。乾燥時間は約45分〜1時間で、主に戸建てに設置されています。
※電気代は1kWhあたり30円で計算した概算値です。
一人暮らしの洗濯物の量は1回あたり約1.5〜2kg程度とされています。この量を乾かす場合、電気式100Vで約50〜70円、ガス式で約30〜50円が目安となります。
機能によって電気代が違う
浴室乾燥機には複数の機能があり、それぞれ電気代が違います。
乾燥モードは消費電力が約1,200〜1,400Wで、1時間あたりの電気代が約36〜42円です。洗濯物を乾かすときに使います。
暖房モードは消費電力が約1,200〜1,400Wで、1時間あたりの電気代が約36〜42円です。浴室を暖めるときに使います。
換気モードは消費電力が約20〜30Wで、1時間あたりの電気代が約0.6〜0.9円です。湿気を外に出すときに使います。
涼風モードは消費電力が約30〜50Wで、1時間あたりの電気代が約0.9〜1.5円です。夏場の浴室を涼しくするときに使います。
※電気代は1kWhあたり30円で計算した概算値です。
パナソニックの製品データによれば、乾燥モードと暖房モードの消費電力はほぼ同じですが、換気モードは大幅に電気代を抑えられるとされています。
一人暮らしだと月にいくらかかる?
使う回数によって、一人暮らしでの月の電気代がどれくらいになるか見てみましょう。
|
使う頻度 |
1回の電気代 |
月に使う回数 |
月の電気代 |
年間の電気代 |
|
毎日 |
約60円 |
約30回 |
約1,800円 |
約21,600円 |
|
週5回 |
約60円 |
約20回 |
約1,200円 |
約14,400円 |
|
週3回 |
約60円 |
約12回 |
約720円 |
約8,640円 |
|
週2回 |
約60円 |
約8回 |
約480円 |
約5,760円 |
|
週1回 |
約60円 |
約4回 |
約240円 |
約2,880円 |
※電気式100Vタイプ、1回の乾燥時間を2.5時間として計算した概算値です。
一人暮らしの場合、洗濯する回数は週2〜3回程度とされています。この場合、浴室乾燥機の月の電気代は約480〜720円程度になります。
季節によって変わる電気代
季節によって浴室乾燥機を使う回数が変わるため、電気代も変動します。
春(3〜5月)は週2〜3回使うことが多く、月の電気代は約480〜720円程度です。花粉対策で室内干しが増える時期です。
梅雨(6〜7月)は週4〜5回使うことが多く、月の電気代は約960〜1,200円程度です。外で干せないため使う回数が増えます。
夏(7〜9月)は週1〜2回使うことが多く、月の電気代は約240〜480円程度です。外で干せる日が多いため使う回数が減ります。
秋(9〜11月)は週2〜3回使うことが多く、月の電気代は約480〜720円程度です。台風の時期は室内干しが増えます。
冬(12〜2月)は週3〜4回使うことが多く、月の電気代は約720〜960円程度です。外で干しても乾きにくいため使う回数が増えます。
梅雨時期と冬は使う回数が増えて電気代も上がり、夏は外で干せる日が多いため電気代を抑えられます。
私の電気代をシミュレーション
あなたの使い方に近いパターンで、電気代を確認してみましょう。
パターン1:週末にまとめ洗い派
- 洗濯頻度:週2回(土日)
- 1回の運転時間:2.5時間
- 1回の電気代:約60円
- 月の電気代:約480円
- 年間の電気代:約5,760円
こんな人に多いパターン:
仕事が忙しくて平日は洗濯できない、週末に2回洗濯する、洗濯物を溜めてまとめて洗う
パターン2:こまめに洗濯派
- 洗濯頻度:週4回
- 1回の運転時間:2時間(節約術実践)
- 1回の電気代:約48円
- 月の電気代:約768円
- 年間の電気代:約9,216円
こんな人に多いパターン:
洗濯物を溜めたくない、こまめに洗う、タオルや下着はすぐ洗いたい
パターン3:梅雨・冬だけ派
- 梅雨(2ヶ月):週5回使用で月約1,200円×2ヶ月=約2,400円
- 冬(3ヶ月):週4回使用で月約960円×3ヶ月=約2,880円
- その他(7ヶ月):週1回使用で月約240円×7ヶ月=約1,680円
- 年間の電気代:約6,960円
こんな人に多いパターン:
基本は外干し、雨や寒い時期だけ使う、電気代を節約したい
あなたの使い方に近いパターンはありましたか?節約術を実践すれば、これらの金額から約30〜40%抑えられる場合があります。
電気代を抑える7つの方法

浴室乾燥機の電気代を抑えるための実践的な方法をお伝えします。
方法1:タイマー機能を使いこなす
タイマーを使わずに運転し続けると、乾いた後も無駄に電気を使ってしまいます。必要な時間だけ運転することで、無駄な電気代を月に約200〜300円抑えられる場合があります。
一人暮らしの洗濯物(約1.5〜2kg)なら、2時間程度で乾くことが多いです。運転時間を2.5時間から2時間に短縮すれば、約20%の電気代削減になり、月に約150〜200円抑えられます。
方法2:脱水時間を長くする
洗濯機の脱水時間を長くすることで、洗濯物の水分が減り、浴室乾燥機の運転時間を短くできます。
脱水3分だと洗濯物の水分が多く、乾燥時間は約3時間かかります。脱水5分だと水分が普通で、乾燥時間は約2.5時間になり、約15%電気代を抑えられます。脱水8分だと水分が少なく、乾燥時間は約2時間になり、約30%電気代を抑えられる場合があります。
シワが気にならない服なら、8分程度の脱水がおすすめです。
方法3:洗濯物の干し方を工夫する
洗濯物を詰めて干すと空気の流れが悪くなり、乾くまでに約3時間かかって電気代も約60〜70円かかります。こぶし1個分くらい間隔を空けて干すと、約2時間で乾いて電気代も約40〜50円に抑えられます。
方法4:厚手と薄手を分けて干す
すべて一緒に干すと、厚手の服に合わせて約3時間運転することになり、電気代の無駄が出ます。
薄手の服だけ先に約1.5時間乾燥させ、その後厚手の服を約2.5時間乾燥させることで、トータルの電気代を抑えられます。一人暮らしなら洗濯物の量が少ないため、この方法が使いやすいです。
方法5:換気モードと組み合わせる
最初から最後まで乾燥モードで2.5時間運転すると、消費電力が約1,300Wで電気代は約60円かかります。
乾燥モードを2時間使い、洗濯物がある程度乾いたら換気モードに切り替えて1時間運転すると、平均消費電力が約900Wになり、電気代を約30%抑えて約42円にできる場合があります。
方法6:浴室の湿気を先に取り除く
浴室の湿度が高いと、洗濯物を乾かすのに時間がかかります。
入浴後すぐに換気扇を回すと浴室の湿度が下がります。壁や床の水滴を拭き取ると、乾燥時間を約20%短くできる場合があります。浴槽の蓋をすると、湿気の発生を防げます。
方法7:夜の電気料金プランを活用する
夜の電気料金が安いプランを契約している場合、寝る前に浴室乾燥機を使うことで電気代を節約できます。
従量電灯(標準プラン)は昼も夜も約30円/kWh で、節約効果はありません。時間帯別電灯プランは夜が約20円/kWh、昼が約35円/kWh なので、夜に使うと約30%電気代を抑えられる場合があります。
東京電力の料金プランデータによれば、時間帯別電灯プランでは夜の電気料金が昼より安く設定されている場合があるとされています。
他の家電と電気代を比べてみる
浴室乾燥機1回(2.5時間)の電気代約60円は、他の家電と比べるとこのくらいです。
|
家電 |
使用時間・条件 |
電気代 |
|
エアコン(冷房) |
8時間使用 |
約60〜80円 |
|
電気ストーブ |
3時間使用 |
約60〜90円 |
|
ドライヤー |
30分×4日分 |
約60円 |
|
電子レンジ |
3分×20回 |
約60円 |
|
浴室乾燥機 |
2.5時間 |
約60円 |
※電気代は1kWhあたり30円で計算した概算値です。
浴室乾燥機の電気代は、エアコンを1日中つけるのと同じくらいです。ドライヤーを4日間使うのと同じ電気代と考えると、イメージしやすいかもしれません。
他の乾燥方法と電気代を比べてみる
浴室乾燥機以外の方法と電気代を比べてみましょう。
|
乾燥方法 |
最初にかかる費用 |
1回の電気代 |
乾燥時間(2kg) |
一人暮らしに合うか |
|
浴室乾燥機(電気式) |
設備に含まれる |
約50〜70円 |
約2〜3時間 |
○ |
|
衣類乾燥機(小型3kg) |
約3〜6万円 |
約30〜50円 |
約90〜150分 |
◎ |
|
除湿機 |
約2〜5万円 |
約15〜25円 |
約4〜6時間 |
○ |
|
除湿機+サーキュレーター |
約2.5〜7万円 |
約20〜35円 |
約3〜5時間 |
○ |
|
コインランドリー |
なし |
約200〜300円 |
約30〜60分 |
△ |
※電気代は1kWhあたり30円で計算した概算値です。
一人暮らしの場合、どれを選ぶべきかの判断基準をお伝えします。
- 浴室乾燥機が設備に付いている場合は、新たに買う必要がないため浴室乾燥機を活用するのがおすすめです。
- 浴室乾燥機がない賃貸の場合は、除湿機または衣類乾燥機を選ぶと、引っ越すときに持っていけます。
- 洗濯する回数が少ない(週1〜2回)場合は、コインランドリーの方がトータルのコストが安くなる場合があります。
- 電気代を最優先で抑えたい場合は、除湿機なら1回あたり約15〜25円で済みます。
総務省の家計調査によれば、一人暮らし世帯の洗濯頻度は週2〜3回程度とされています。
ガス式と電気式の電気代・ガス代の違い
戸建てに住んでいる場合、ガス式という選択肢もあります。
- 電気式100Vは、設置費用が約8〜15万円(後付けの場合)で、1回のコストが約50〜70円、乾燥時間が約2〜3時間です。一人暮らしには普通に使えます。
- 電気式200Vは、設置費用が約12〜20万円(後付けの場合)で、1回のコストが約70〜100円、乾燥時間が約1.5〜2時間です。一人暮らしには少し高めです。
- ガス温水式は、設置費用が約15〜30万円(後付けの場合)で、1回のコストが約30〜50円、乾燥時間が約45分〜1時間です。一人暮らしには設置費用が高すぎる場合が多いです。
※電気代は1kWhあたり30円で計算した概算値です。
ガス式は電気式より1回あたりのコストが約30〜40%安く、乾燥時間も電気式の約半分です。暖房能力も非常に高いのが特徴です。ただし、設置費用が高く、戸建てのみ設置可能で、メンテナンスがやや複雑です。
一人暮らしの場合、設置費用が高いガス式は元を取るのが難しい場合が多いです。既にガス式が設置されている場合は、積極的に使うといいでしょう。
電気代が高くなる原因と対策
電気代が思ったより高い場合、いくつかの原因が考えられます。
フィルターが詰まっていると、空気の流れが悪くなって運転時間が長くなります。月1回のフィルター清掃で改善します。
運転時間が長すぎると、乾いた後も運転し続けて電気の無駄になります。タイマー機能を使うことで防げます。
洗濯物を詰め込みすぎると、空気の流れが悪くて乾くのに時間がかかります。間隔を空けて干すことで改善します。
浴室の湿度が高いと、乾燥の効率が下がります。入浴後に壁や床を拭くことで改善します。
厚手の服が多いと、乾くのに時間がかかります。薄手と分けて乾燥させることで改善します。
フィルター掃除の重要性
フィルターを月1回掃除していれば、乾燥時間は約2.5時間で電気代は約60円が基準です。
3ヶ月掃除しないでいると、乾燥時間が約20%増えて約3時間になり、電気代も約20%増えて約72円になります。
6ヶ月掃除しないでいると、乾燥時間が約40%増えて約3.5時間になり、電気代も約40%増えて約84円になります。
パナソニックの取扱説明書によれば、フィルターの詰まりは乾燥効率を大きく下げるため、定期的な掃除が推奨されています。
電気代が急に高くなったときのチェックリスト
先月より電気代が1,000円以上高くなった場合、以下を確認してください。
- フィルターを3ヶ月以上掃除していない →今すぐ掃除すれば元に戻る可能性があります
- 梅雨や冬で使う回数が増えた →季節的なもので正常です
- タイマーを使わずに運転している →タイマーを2時間に設定してください
- 洗濯物の量が増えた(来客があったなど) →一時的なもので正常です
- 壊れかけている(10年以上使用) →買い替えを検討してください
この5つをチェックすれば、電気代が高くなった原因がわかります。ほとんどの場合、フィルター掃除かタイマー設定で解決します。
電気代を抑える使い方のスケジュール

一人暮らしの生活パターンに合わせた、電気代を抑える使い方を提案します。
平日のおすすめの使い方
朝7:00に洗濯機を回します。このとき脱水を8分に設定して、水分をしっかり減らします。
朝7:30に浴室に干して、タイマーを2時間にセットします。必要最小限の時間だけ運転させます。
帰宅後19:00に乾き具合を確認します。乾いていればすぐに取り込みます。
夜間料金プランを契約している場合は、夜22:00にセットして朝まで乾燥させると約30%電気代を抑えられます。
休日のおすすめの使い方
午前中に外で干せるか天気を確認します。外で干せるなら浴室乾燥機を使わず、電気代ゼロで済みます。
雨の場合は浴室乾燥機を使います。午前中から使えば、夕方には乾きます。
週末にまとめて洗濯する場合は、薄手と厚手を分けて2回に分けると、トータルの電気代を抑えられます。
よくある質問10選
Q1:一人暮らしで浴室乾燥機を毎日使うと電気代はいくらですか
毎日使うと月に約1,800円、年間で約21,600円程度かかります。ただし、タイマーや節約テクニックを使えば、月に約1,200〜1,500円程度に抑えることも可能です。
Q2:浴室乾燥機と衣類乾燥機どちらが電気代が安いですか
衣類乾燥機の方が1回あたり約30〜50円と安く、浴室乾燥機は約50〜70円です。ただし、浴室乾燥機が既に設備にある場合は、新たに買う必要がないメリットがあります。
Q3:夜に浴室乾燥機を使うと電気代は安くなりますか
時間帯別電灯プランを契約している場合、夜の電気料金が安く設定されていることがあります。契約プランを確認して、夜に使うことで約30%程度電気代を抑えられる場合があります。
Q4:何時間使えば洗濯物が乾きますか
一人暮らしの洗濯物(約1.5〜2kg)なら、約2〜3時間が目安です。脱水時間を長くしたり、間隔を空けて干すことで、2時間程度に短くできる場合があります。
Q5:換気モードだけで洗濯物は乾きますか
換気モードは電気代が安い(約20〜30W)ですが、乾くまでに8〜12時間程度かかります。時間に余裕がある場合や、ある程度乾いた洗濯物の仕上げには使えます。
Q6:浴室乾燥機の電気代を最大半額にする方法はありますか
タイマーを使う、脱水時間を8分に延ばす、洗濯物の間隔を空けて干す、換気モードと組み合わせるなどを実践すれば、約40〜50%抑えられる場合があります。
Q7:フィルター掃除をしないと電気代は高くなりますか
フィルターが詰まると、乾燥の効率が下がって運転時間が長くなります。月1回の掃除をサボると、電気代が約20〜40%増える可能性があります。
Q8:一人暮らしで浴室乾燥機は使わない方が節約になりますか
外で干せる日は外干しを優先して、雨の日や花粉の季節だけ浴室乾燥機を使えば、電気代を抑えつつ快適に過ごせます。週1〜2回の使用なら、月に約240〜480円程度です。
Q9:コインランドリーと浴室乾燥機どちらが安いですか
コインランドリーは1回約200〜300円、浴室乾燥機は約50〜70円です。週3回以上使う場合は浴室乾燥機の方が経済的です。
Q10:ガス式の方が電気代は安いですか
ガス式は1回あたり約30〜50円と電気式より安いですが、設置費用が約15〜30万円と高いです。一人暮らしで後から付ける場合は、元を取るのが難しい場合が多いです。
電気代節約の最終チェックリスト
浴室乾燥機の電気代を抑えるために、以下の項目をチェックしてください。
- ✅タイマーを使っているか
✅脱水時間を8分程度に設定しているか
✅間隔を空けて干しているか
✅フィルターを月1回掃除しているか
✅入浴後に壁や床を拭いているか →湿気を減らせば、約20%抑えられる場合があります
これらを実践すれば、電気代を約40〜50%抑えられる可能性があります。一人暮らしの場合、洗濯物の量が少ないため、工夫次第で電気代を大幅に抑えられます。
まとめ
一人暮らしの浴室乾燥機の電気代は、使い方次第で大きく変わります。週3回使う場合は月に約720円、毎日使う場合は約1,800円が目安ですが、タイマーや脱水時間の調整、干し方の工夫で約40〜50%抑えることができます。
特に重要なのは、タイマー機能を使って必要な時間だけ運転すること、洗濯機の脱水時間を8分程度に延ばすこと、洗濯物を間隔を空けて干すことの3つです。これだけでも月に200〜300円程度抑えられる場合があります。
浴室乾燥機が設備に付いている場合は、上手に活用することで快適な一人暮らしができます。外で干せる日は外干しを優先し、雨の日や花粉の季節だけ浴室乾燥機を使うという使い分けもおすすめです。
今日から実践できる節約テクニックばかりなので、ぜひ試してみてください。
参考文献・出典
- 経済産業省 省エネルギー基準
- 東京電力エナジーパートナー 電気料金プラン
- 総務省統計局 家計調査
- パナソニック株式会社 浴室暖房乾燥機製品データ
- マックス株式会社 浴室乾燥機消費電力データ
- ノーリツ 温水式浴室乾燥機運転コストデータ
- リンナイ株式会社 浴室暖房乾燥機製品情報
- TOTO株式会社 浴室換気暖房乾燥機製品仕様
- 三菱電機 浴室乾燥機消費電力データ
- 東京ガス 温水式浴室乾燥機ランニングコスト
- 関西電力 電気料金プラン
- 中部電力ミライズ 電気料金プラン
- 日本電機工業会 家庭用電気機器消費電力調査








